なぜREDI と福島・飯館村とはつながってるの?

去年のハロウィン(オンライン仮装コンテスト2024)から、

REDI for kidsは、福島県飯館村にある

『いいたて希望の里学園』の子どもたちと交流を続けています。

「長崎のNPOなのに、どうして福島と?」

そんな質問をいただくことがあります。

今回は、その理由と背景を少しお話ししたいと思います。

きっかけは一枚の”写真”でした。

このご縁は、大村市の出口小児科・出口貴美子先生が取り組んでいる
CCC(ココロケア for チルドレン)という活動から始まりました。

CCCとは、福島で震災後の子どもたちに
寄り添い続けてきた出口先生が中心となり、
心に不安やストレスを抱えた子どもたちを支える取り組みです。
わたくし佐藤は、そのCCC活動の写真撮影担当として
チームに同行し、初めて飯館村を訪れました。

そこで出会った子どもたちや先生方との時間は
今でも忘れられません。

飯館村で感じた”強さ”と”優しさ”

学校には、明るく前向きに過ごす子どもたちの姿がありました。
けれどその一方で、震災からの年月で生まれた複雑な思いや、
日々の生活の変化による小さな不安も感じられました。

それでも、
子どもたちを包み支える先生たちの眼差し、
地域のあたたかさが校内に満ちていて
“強さ”と”やさしさ”の両方がそこにありました。

そして、長崎で生きる私たちにとって大きかったのは
「被爆地どうし」という深い共通点です。


歴史の中で大きな傷を受けながら
未来に向かって歩み続けてきた地域同士。
距離は遠くても、どこか心の底で
つながっているような感覚がありました。

長崎の子どもたちが学んできたことが”つながり”の力に

長崎の子どもたちは、小さな頃から
原爆や被爆について学ぶ機会がたくさんあります。
平和の大切さ、命の意味、過去の悲しみを繰り返さないための学び──
長崎の子どもたちは、それらをずっと心に積み重ねてきています。

ただその一方で、
学んだことを“実際の対話や交流で活かす場”は多くありません。

だからこそ
福島の子どもたちとの交流は、
長崎の子どもたちにとっても大きな意義があると思いました。

・自分の学んだことを誰かに伝える経験
・遠くの地域のことを自分ごととして考える機会
・互いの歴史を知り、理解を深める体験

これらは、ただの”交流”を超えた
子どもたちの成長につながる大切な時間になるはずです。

ハロウィンが生んだ”遠くの友だち”

そんな思いから、昨年のハロウィンでは
長崎と飯館村の子どもたちがオンラインでつながる企画を行いました。

飯館村の子どもたちが仮装して参加してくれたり
長崎の子どもたちが福島の姿に触れたり。

画面越しでも、子どもたちはすぐ打ち解けます。
笑って、驚いて、手を振って──
あっという間に「遠くの友だち」になっていきました。

その光景を見て
“このつながりを続けていきたい”と強く思いました。

これからも、つながり続ける取り組みへ

REDI for kidsは、
飯館村との交流を一度きりのプロジェクトではなく
これからも長く続く取り組みとして
大切にしていきます。

・地域を超えて学び合う機会
・お互いの歴史や想いにふれる体験
・子どもたちの心が少しでも軽くなるつながり

おわりに

REDI for kidsが福島とつながっている理由は、とてもシンプルです。

それは──
出会った子どもたちの笑顔を、もう一度見たいから。
そしてその笑顔が、地域を超えて広がっていくと信じているからです。

いつの日か、
長崎と飯館村の子どもたちが”画面の向こう側”ではなく
同じ場所で、一緒に笑い合える日が来たらいいなと思っています。

遠くに住んでいても、違う歴史を持っていても
差別や区別のない、まっすぐなつながりが子どもたちの未来をつくる。
その小さな一歩を、REDI for kidsはこれからも積み重ねていきます。

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