
はじめまして。1972年2月生まれ、長崎県大村市出身の佐藤です。
2002年に写真と映像のコーロフィルムを開業し、当初はウエディングを中心に活動していました。
その後、撮影したカップルに子どもが生まれ、その家族が訪れる場所として写真スタジオを開設。
現在はファミリーフォトを中心に、多くの子どもたちが訪れる写真スタジオを経営しています。
私たちがこうして仕事をさせていただけるのは、子どもたちやファミリーのおかげです。本当にありがたいことだと思い、何か恩返しはできないかと考えていました。毎年いくつかのイベントを開催し、そこで多様な子どもたちに出会いました。その中には、他人と接するのが困難な子やハンディキャップがあり理解されずに苦しんでいる子もいました。
たくさんの子どもたちと接してきた私たちからすると、どの子も個性的でかわいいです。
ご両親ともお話しすることで、その子のことを知ることができます。知ることができれば、どうしたらいいのか尋ねることができます。しかし、知らないと排除が生まれる現実があることも知りました。
私はかつて「勉強ができることがすべて」と教えられた家庭で育ち、自己肯定感が低いまま大人になりました。しかし試行錯誤しながら「ありのままの自分」を認めることを学び、その結果、他者も肯定できるようになりました。
この経験から学んだことは、「ひとりひとりが違って当たり前」ということです。子どもたちには、自分の個性を認めてもらえる場で育ってほしい。私たちは、安心して自分らしくいられる居場所や体験を提供したいと考えています。
こうした思いを実現するため、10人の仲間と共にNPO法人REDI for kidsを立ち上げました。団体の目標は、「世の中にはいろいろな人がいる」ということを、ポジティブに伝えていくことです。多様性を理解させるための難しいセミナーではなく、まずは知ること、そして「大丈夫だよ、ありのままでいいんだよ」と伝えることを大切にしています。
私たちは子どもたちに、安心できる居場所やイベントの場を提供します。
「ここに来ていいよ」「ここにいていいよ」――その言葉や体験が、子どもたちの未来や社会をつくり、孤独を救うと信じています。
未来を共に築いていくための一歩を、どうぞよろしくお願いします。
